【原因と対策】コーヒーを飲んだ後の口臭はなぜ発生するのか

【原因と対策】コーヒーを飲んだ後の口臭はなぜ発生するのか

12月 3, 2019
知識

カフェに入ったとき。
コーヒー豆を挽いているとき。
注いだ一杯。

コーヒーの香りはとてもいい香りで、リラックス効果があるものですが、コーヒーを飲んだあと口臭が気になったことはないでしょうか。
コーヒーを飲んだ後に感じる口臭は気のせいではなく、コーヒー豆に存在する微粒子が舌に残ることによって口臭が発生します。

この記事ではコーヒーを飲むと発生する口臭の原因とその対策や予防についてご紹介していきます。

なぜコーヒーを飲むと口臭が発生の?

コーヒー豆自体はいい香りなのになぜ、飲むと口臭が発生するのでしょう。

それは

  • 【コーヒー豆の微粒子】
  • 【カフェイン】
  • 【クロロゲン酸】

が原因。

それぞれ原因を見ていきましょう。

【原因1】コーヒー豆の微粒子

コーヒーを飲むとコーヒー豆の微粒子が舌に付着します。
この微粒子をそのままにしておくと、口臭の原因になるようです。

実際にコーヒーを飲んだ後、舌の状態を確認すると、コーヒーの色でやや茶色がかっているのがわかると思います。

このコーヒー豆の微粒子の保有量は焙煎度合いからも違いがあり、

『深煎り』>『中煎り』>『浅煎り』

の順番で濃度が濃くなっていきます。

深煎りのコーヒーだとエスプレッソ
中煎りのコーヒーだとレギュラーコーヒー
浅煎りのコーヒーだとアメリカンコーヒー
などつまり濃いコーヒーを飲むと濃さに応じて口臭の原因である微粒子が増えていくといった具合です。

【原因2】カフェイン

ご存じの通りコーヒーにはカフェインが含まれており、カフェインは利尿効果を増進させます。

利尿効果が増進されると口が乾きやすくなり、さらに口臭を発生させます。
口が乾くと口内がねばねばしたり、歯垢の増加につながり口臭も強くなります。

この状態が続くと唾液の分泌量が低下して口内の渇きが進行し、さらに強い口臭を引き起こすことにつながるようです。

【原因3】クロロゲン酸

コーヒーの成分にはクロロゲン酸という成分が含まれています。

クロロゲン酸類は,コーヒー豆から初めて見つかった物質で,ポリフェノールと呼ばれる多くの機能性を有する物質群の1つです。
クロロゲン酸類は,脂肪の吸収抑制,発がん予防,糖尿病予防などの機能性について報告されています。
クロロゲン酸類にも多くの種類がありますが,コーヒー生豆には,
カフェオイルキナ酸(CQA),フェルロイルキナ酸(FQA),ジカフェオイルキナ酸(di-CQA)
が多く含まれています。

(参考:全日本コーヒー協会

このクロロゲン酸は脂肪吸収の抑制や、発がん予防、糖尿病予防と優れた機能が備わっていますが、空腹時には注意が必要です。

空腹時にコーヒーを飲みすぎると胃に負担がかかり、クロロゲン酸が胃酸の発生を増進させます。
胃酸の発生が過剰になると胃がムカムカしたり呑酸の発生を誘発し、さらに強い口臭の原因となります。
この場合、空腹時のコーヒーの摂取をなるべく控え、食後にコーヒーを飲むと良いでしょう。

コーヒーによる口臭の対策

コーヒーを飲むことによって引き起こされる口臭の原因がお分かりになったでしょうか。
ここからは上記の原因に対する対策と予防をご紹介します。

【対策1】舌を清潔に保つ

コーヒーを飲んだ後に舌に付着する微粒子は、当然ながら取り除いてあげることが効果的です。
手短に思い浮かぶのは『歯ブラシ』だと思いますが、歯ブラシで舌を磨いたりブラッシングすると舌を傷つけてしまいます。
舌を傷つけると乾燥し、においの原因ともなるのでおすすめはしません。
舌専用の『舌磨き』の使用をおすすめしますが、どうしてもない場合は、歯ブラシで優しく丁寧に磨いて挙げると良いでしょう。

外出の際に歯磨きや舌磨きをするのは大変なので、外出の際は口臭予防スプレーがおすすめです。
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【対策2】水分を補給する

カフェインを摂取したことによる利尿作用で体内の水分が減り、口内が乾燥してしまったら単純に水分を補給しましょう。
この場合コーヒーでの水分補給ではなく、お茶などが好ましいです。

また、唾液の分泌を増やすという意味ではガムなどの摂取も効果的です。
特にキシリトールガムは、一日3~5回ほど噛むと口内環境の改善に効果的とされ、その際は5分以上噛むと良いと言われています。
すぐに歯磨きや舌磨きが行えない場合などは、手軽に使えるガムを常備しておくと良いでしょう。

コーヒーを飲んだ後の口臭を予防するまとめ

  1. 口臭の原因は下に付着した微粒子にあり。
    飲んだら舌を清潔に保つように意識しよう!
  2. コーヒー以外での水分補給を意識しよう!
    乾燥した口内がより強いにおいの原因に。
  3. 胃がカラだと胃酸過多の原因に。
    空腹時のコーヒー摂取は控えよう!

コーヒーは人を惹きつける香りが魅力的ですが、口内に残されたコーヒー豆の微粒子は時として口臭の原因となります。
せっかく美味しいコーヒーを飲んでも、あとから口臭で不快になりたくないですよね。

ぜひ、コーヒーの成分とその効果を覚えておき、自分も他人にも嫌な思いをしないよう対策をして良いコーヒーライフを送りましょう。