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時間が経ってしまった場合のコーヒーの染み抜き方法を実践しながら紹介します。
シミの中でもコーヒーは落としやすいのですが、時間が経ってしまうとコーヒーの色素が繊維に染み込んでしまうので、落としにくくなります。
目次
コーヒーの染み抜き前に!水洗いや色落ちをチェックする
洗濯表示を確認して、確認してください。
- 水洗い可能か
- 色落ちしないか(漂白剤を使うため)
上の画像のマークは家庭での洗濯禁止になります。普段から洗濯しているなら大丈夫です。
色落ちが心配なものや、レザー・ウール・シルクなどの洗濯できないものは、クリーニング屋さんにお願いしましょう。
ちなみに、ブラックコーヒーは水溶性、カフェオレはミルクが入っており油溶性のシミです。
油溶性のシミのカフェオレは、水溶性のブラックコーヒーよりも落ちにくくなります。
時間が経ったコーヒーの染み抜き方法①洗濯機で落とす
シミができてすぐに落とす場合は、食器用洗剤で落ちることが多いです。
時間が経ってしまったら漂白剤を使いましょう。
必要な道具
- 漂白剤(白物は塩素系、色柄物は酸素系)
塩素系漂白剤は、漂白力が強いので染料まで脱色してしまったり、生地を傷める恐れがあるので、あらかじめ素材をチェックしましょう。
使える素材 | |
---|---|
塩素系漂白剤 | 【白物のみ】綿・麻・ポリエステル・アクリルなど |
酸素系漂白剤 | 白物・色柄物 |
金属製のファスナーやボタンは漂白剤で変色する恐れがあるので避けて下さいね。
染み抜き手順
- シミが付いている部分に漂白剤をつける
- 洗濯機で洗う
時間がかなり経っていて、染み込みが強いものだと完全に落ちない場合があります。
その場合は、手洗いでシミを落とします。
時間が経ったコーヒーの染み抜き方法②手洗いで落とす
必要な道具
- 漂白剤(白物は塩素系、色柄物は酸素系)
- タオル(キッチンペーパーでも可)
- 歯ブラシや綿棒
- ぬるま湯
染み抜き手順
- ぬるま湯で予洗いする
- シミの面を裏側にし、タオルを敷く
- シミの裏面に漂白剤をつける
- 歯ブラシや綿棒で優しくなじませて、トントンと叩く
- ぬるま湯でゆすいで洗濯する
ブラシで強くこすると生地を傷めるので、下のタオルにシミを移すイメージで優しくトントンしてみてください。
次は、実際にコーヒーの染み抜きをします。
【実践】時間が経ったブラックコーヒー/カフェオレの染み抜き
実際に、ブラックコーヒーとカフェオレをTシャツに染み込ませて3日間放置したものを、漂白剤を使って手洗いで落としていきます。
ブラックコーヒーは塩素系漂白剤、
カフェオレは酸素系漂白剤を使用します。
使うもの
- シミのついた白Tシャツ(綿100%)
- 液体漂白剤(酸素系・塩素系)
- タオル
- 歯ブラシ
- ぬるま湯
1.まずは水洗い
軽く水洗いをすると、少しシミの色が落ちました。
ぬるま湯の方がシミがゆるんで落ちやすくなります。
2.タオルを敷いて漂白剤をつける
シミの面を裏側にし、下にタオルを敷きます。
漂白剤を生地に染み込ませましょう。
3.歯ブラシで優しくなじませてトントンと叩く
こすらずトントンたたきます。
4.ぬるま湯でゆすいで洗濯する
しっかりゆすいで洗濯したら終わりです。
塩素系漂白剤は、すぐにキレイに落ちました。
酸素系漂白剤は、2回ほど繰り返しましたが完全には落ちませんでした。
少し残ったシミは、そのあと塩素系漂白剤でキレイに落としました。
【結果】シミを3日放置すると酸素系漂白剤は落ちにくい
3日間コーヒーのシミを放置すると、
- 塩素系漂白剤を使用:完全に落ちる
- 酸素系漂白剤を使用:シミが少し残る
という結果になりました。
色柄物は、色落ちするため酸素系漂白剤しか使えません。
シミができてしまったらすぐに対処しましょう!