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クリーンカップとはコーヒーの透明度、口に含んだ時のクリアさを表現する言葉です。
またコーヒーの味を判定するカッピングの評価項目の1つでもあります。(SCAAのルール)
コーヒーの生産者や、バリスタがとても大事に考えているクリーンカップ。今回は「クリーンカップの重要さ」と「自分で淹れるコーヒーをクリーンカップとして実現する方法」を紹介します。
目次
クリーンカップについて

水のように「色が透明」ではなく「口に入ったコーヒーがクリアな味わい」といった意味ですね。
またクリーンカップという言葉は、普段私たちが淹れるコーヒーの味で使う場面と、カッピング用語として使うクリーンカップの2種類があります。大まかな意味合いは同じです。
日常で使うクリーンカップ
自分でコーヒーを淹れた時に雑味がなく、透明感のあるコーヒーを抽出したとしましょう。
そのコーヒーの美味しさを十分に引き出せたのなら、クリーンに淹れることができた「クリーンカップ」と呼ぶことができます。
カッピングで使うクリーンカップ

豆の品質を判断するためテイスティングすることを「カッピング」と言います。
カッピングする豆のフレーバーを下記のような表現で評価します。
プラスの評価
- 綺麗さ
- 透明感
- 汚れがない
マイナスの評価
- 土臭
- 汚れ
- カビ臭
- フルーティーさがない
ブラックコーヒーが苦手なのはクリーンじゃないから?

ところで、あなたはブラックコーヒーを始めて飲んだ時からとても美味しいと感じたでしょうか?
コーヒー専門店や、こだわりを持ったロースターが淹れたクリーンなコーヒーを飲んで「自分の知っているコーヒーじゃない!」と感じ、のめりこんでいった人も多いのではないでしょうか。
まだまだ世間には砂糖やクリームを使わないとコーヒーを飲めない人が多いです。

雑味のないクリーンなコーヒーが広がればコーヒー愛好家がもっと増えるはず!
クリーンカップはなぜ重要なのか

コーヒーの生産者や、バリスタが重要に考えているクリーンカップですが、その理由は「豆が持つすべての魅力を知ってほしい」からです。
生産者が綺麗に収穫したコーヒー豆は雑味を感じません。
その豆を使って飲む私たちが、クリーンな一杯を作り出すことは、生産者や販売する方へのリスペクトとも言えるかもしれません。
クリーンカップにするために必要な項目
ではクリーンカップを目指すにはどのような点に気を付ければよいのでしょうか。コーヒーをクリーンに淹れる注意点は以下の通りです。
その1 綺麗な豆を購入する

クリーンなコーヒーを淹れる大前提として品質の高いコーヒー豆を用意する必要があります。
そのためには、様々な豆を購入し、自分で納得のいくロースターに出会うことが重要です。
最近飲んだスクロップコーヒーロースターズの豆は、その質の高さに驚きました。
その2 微粉をとる

品質の高い豆を購入しても、どうしても微粉がでる可能性があります。
自分でコーヒーを淹れる前に目の細かい茶こしなどで、微粉を取り除いてあげると効果的です。
その3 抽出方法(湯温・時間)

大雑把に豆の量を計り、適当な湯量や温度では雑味が出やすいコーヒーとなってしまいます。
コーヒーの焙煎度や品種によって、最適なレシピで抽出しましょう。
抽出時間や湯量が計れるコーヒースケールは必需品です。私は計量と抽出時間が計れるタイムモアのコーヒースケールを愛用しています。
お家のコーヒーもクリーンに淹れるように心がけましょう!