コールドブリューコーヒーとは?アイスコーヒーとの違いや作り方・アレンジ方法を紹介

コールドブリューコーヒーとは?アイスコーヒーとの違いや作り方・アレンジ方法を紹介

7月 26, 2019

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アイスコーヒーには、お湯から作る「アイスコーヒー」と、水から作る「コールドブリューコーヒー」と呼ばれるコーヒーがあります。

今回は、コールドブリューコーヒーの意味や作り方についてお話します。

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コールドブリューとは

アイスコーヒーを注ぐ

コールドブリューの「コールドは”冷たい”」、「ブリューは”抽出”」を意味する英語です。

つまりコールドブリューは「冷たい水で抽出する」ことを意味しています。

コーヒーはお湯で抽出するのが一般的ですが、コールドブリューコーヒーは水でゆっくり時間をかけてコーヒーを抽出する、いわゆる「水出しコーヒー」と呼ばれるものです。

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MINA

オランダ発祥のダッチコーヒーとも呼ばれます。

コールドブリューコーヒーの特徴(アイスコーヒーとの違い)

氷が入ったアイスコーヒー

コールドブリューコーヒーとアイスコーヒーは一見同じように感じますが、いったいどのような違いがあるのでしょうか。

その違いは
「お湯から抽出するか(短時間)」
「水から抽出するか(長時間)」

の違いになります。

1.水から長時間かけて抽出

アイスコーヒーはホットコーヒーと同じように短時間でお湯で抽出・ろ過して作ります。

アイスコーヒーはそこに氷を入れるなどして冷やすため、コーヒー独特の苦みやえぐみがはっきりとわかるのです。

一方コールドブリューコーヒーは、コーヒーを直接水に浸し、冷蔵庫などで長時間(8~24時間)ゆっくりと抽出・ろ過して作ります。

そうすることで、コーヒー豆本来の味わいを楽しむことができます。

やや時間がかかることがデメリットなので、寝る前に作るなどして工夫する必要があります。

2.飲みやすい

アイスコーヒー

お湯で淹れてから冷やすアイスコーヒーよりも苦味や雑味、エグみを抑え、スッキリ優しい味わいに仕上がるので、コーヒーが苦手な方でも飲みやすくなっています。

これは、コールドブリューコーヒーは水から抽出・ろ過するので、高温による酸化が起きにくいからです。

そのため苦味やエグみの成分であるカフェインやタンニンが溶け出しにくくなるのです。

3.簡単に作れる

ハンドドリップで淹れるコーヒーはお湯の温度や淹れ方が色々あるのでややこしくて難しいという方もいらっしゃるかと思います。

コールドブリューコーヒーなら、コーヒーバッグと水をポットに入れて冷蔵庫で寝かせるだけ。

忙しい方も手軽にお家で美味しいコーヒーが作れるという訳です。

美味しいコールドブリューコーヒーの作り方

coldbrew coffee

自宅で簡単にできるコールドブリューコーヒーの作り方を紹介します。

作り方のコツ

どんなコーヒーを使えばいいのか迷ったら「中挽き・深煎り」をおすすめします。

  • 挽き方は「中挽き」
    挽きの粗さによってコーヒーの濃さが変わり、挽きが粗いほど味が薄く、細かいほど味が濃くなります。
  • 焙煎度は「深煎り」
    アイスコーヒーに最も適しているのは深煎りと言われていて、苦味とコクのある深煎り豆が水出しコーヒーにおすすめです。
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でも、浅煎りの水出しコーヒーも美味しいですよ。

市販のコーヒーバッグから作る

コールドブリューコーヒーを作る一番シンプルで簡単な方法です。

用意するもの(500㎖の場合)

  • ポットやピッチャー
  • 市販のコーヒーバッグ(500㎖用)
  • 水(500㎖)

まず、下の商品のような市販の水出しコーヒーバッグを用意しましょう。

ポットやピッチャーは自宅にあるものでOK。

手順

  1. ポットにコーヒーバッグを入れ、水(500㎖)を入れる
  2. 冷蔵庫に約8時間入れる
  3. コーヒーバッグを取り出したら、完成!

時間が長いほど味が濃くなりますが、長すぎるとエグみが出てきてしまう可能性がありますのでご注意ください。

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市販のコーヒーバッグに、おすすめの抽出時間が記載されていると思うので、それに合わせた時間で抽出しましょう。

コーヒー豆から作る(コーヒーバッグを作る)

こちらは自分でコーヒーを選んでお茶バッグなどに入れ、お好きなポットで作る方法です。

dripcoffeebag
挽いたコーヒーをお茶バッグに入れて作る

用意するもの

  • ポットやピッチャー
  • コーヒー豆(40~45g)
  • 茶葉などを入れるバッグ
  • 水(500㎖)

茶葉などを入れるバッグは下の画像のような商品です。100円ショップでも販売されています。

手順

  1. コーヒー豆を中細挽きにする
  2. バッグに詰める
  3. ポットにコーヒーバッグを入れ、水(500㎖)を入れる
  4. 冷蔵庫に約8時間入れる
  5. コーヒーバッグを取り出したら、完成!

水1ℓで作りたい場合は、コーヒー豆90g程度を使用してください。

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分量は「コーヒー:水」=「1:12~14」が目安。

専用ポットで作る

コールドブリュー(水出し)コーヒー専用ポットを使った作り方はこちら。

用意するもの

  • 水出しコーヒー専用ポット
  • コーヒー豆(40~45g)
  • 水(500㎖)
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水出しコーヒー専用ポットには、コーヒー粉を入れるストレーナーが付いています。

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手順

  1. コーヒー豆を中細挽きにする
  2. ストレーナーにコーヒー粉を入れる
  3. ポットにストレーナーをセットし、水(500㎖)を入れる
  4. 冷蔵庫に約8時間入れる
  5. ストレーナーを取り出したら、完成!

以下の記事では実際にコールドブリュー(水出し)コーヒー専用ポットで作っています。

コールドブリューコーヒーのアレンジ

コールドブリューの作り方を簡単に紹介しましたが、自分のオリジナルコールドブリューを探すのも楽しいかもしれません。

ミルクコールドブリュー

水の代わりに牛乳でゆっくり抽出する「ミルクコールドブリュー」もおすすめ。

濃厚なミルクとコーヒーのコクが美味しいですよ。

詳しいレシピは以下の記事で紹介しています。

コールドブリュー用のお気に入りの豆を探してみる

アイスコーヒーはホットコーヒーよりも酸味を感じやすいため、コールドブリューは基本的に酸味の少ないコーヒー豆が適しています。

コーヒー豆は浅煎りのほうが酸味が出やすく、深煎りになるほど苦味とコクが増します。

そのため、煎り方は酸味がある程度抑えられた中・深煎り以上がおすすめです。

すっきりとした酸味の強い味わいが好きな方は、浅煎りを試してみるのもいいでしょう。

原産国による味わいの違い

ブラジルやコロンビアなどに代表される南部原産のコーヒー豆は、全体のバランスが良く多くの人から好まれています。

一方コスタリカやパナマなどに代表される中米原産のコーヒー豆は、フルーティーな酸味が特徴的。

よりさわやかな味わいを求める方は中米原産のコーヒー豆を選択すると新たな発見があるかもしれません。

中には上記で説明したような複数のコーヒー豆がブレンドされているものもあります。
より特徴を求める方はブレンドタイプを選択するのもよいでしょう。

  • 関連記事

フルーツ・コールドブリュー

ビタミンたっぷりのフルーツやリラックス効果のあるハーブを入れる「フルーツ・コールドブリュー」というものもあります。

冷蔵庫で寝かせる際にお好みのフルーツやハーブを一緒に浸け込めば、爽やかなフルーツ・コールドブリューができます。

  • おすすめ
  • オレンジ
  • マンゴー
  • パイン
  • ベリー
  • フレッシュミント
  • レモングラス

見た目もとてもきれいなので、可愛いグラスに入れるのがおすすめです。

ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。