コーヒーを飲むと虫歯になる?虫歯予防に効果はあるのか解説

コーヒーを飲むと虫歯になる?虫歯予防に効果はあるのか解説

5月 18, 2021

コーヒーを飲むことによって虫歯になったり、歯を溶かすようなことはあるのでしょうか?

今回は普段気にしていなかったコーヒーがもたらす「歯」への影響を調べてみました。

コーヒーで虫歯になるのか?

カフェラテとスイーツ

ブラックコーヒー単体で虫歯になることはありません。

コーヒーが原因で虫歯になったという方の多くは、コーヒーに砂糖が含まれるものを飲んでいたり、ブラックコーヒーと一緒にお菓子や甘い食べ物を口にしている場合が多いようです。

虫歯菌のエサである糖の摂取が原因で虫歯になることはあっても、コーヒー自体に虫歯になるような成分はないそうです。

「虫歯にはならないけど、コーヒーは酸性だから歯を溶かすらしい」

そんなことを聞いたことがある人もいるのではないでしょうか?

実はこれ、半分は合っていて半分は間違っているようです。

コーヒーは酸性だから歯を溶かす?

歯ブラシ

コーヒーは体内に入る前はpH5前後と言われており、弱酸性であることが分かっています。また、酸は歯のエナメル質を溶かすと言われています。

※pHとは酸性かアルカリ性かを表す数値のこと。

コーヒーは酸性なので、長い時間口の中にとどめると歯を溶かす可能性があるようです。
しかし、酸性の食べ物やコーヒーを控える必要はありません。
なぜなら口の中が一時的に酸性になっても、唾液の持つ力で自動的に中性に戻るからです。

ただし、長時間かけてダラダラと飲み続けると、口の中が酸性である時間が増えます。

コーヒーを飲むときは、あまり時間をかけずに飲み、飲んだ後はお水で口の中をすすぐと、よりリスクが減ります。

コーヒーは虫歯予防になるのか?

歯

リオデジャネイロ連邦大学の研究チームから、「ブラックコーヒーは虫歯の予防に効果がある」という研究結果が発表されたようです。

研究チームは、子供の抜けた乳歯に唾液から採取した細菌を付着させ、唾液を付着させ、細菌バイオフィルムを繁殖させました。この歯をブラックコーヒーを浸して経過を観察したところ、細菌バイオフィルムが分解を始めました。研究チームはコーヒーに含まれる、ポリフェノールが抗菌作用をしたのではないかと考えているそうです。

しかし、研究のように歯を長時間コーヒーに浸すことはありませんし、歯の着色や酸化を考えると注意が必要です。

まだまだ研究が必要なようで、現時点ではコーヒーが虫歯予防に効果的という根拠はありません。

コーヒーは歯にとって良いのか?

今回の調べでは、コーヒーそのものによって虫歯になったり、逆に虫歯予防になることはないことが分かりました。

コーヒー愛好者の私からすると、気にせず飲み続けられるので安心しました。

しかし、歯にとって影響はないものの、口臭や着色などとは別に知識が必要です。

口臭への影響や、対策方法に関しては、【原因と対策】コーヒーを飲んだ後の口臭はなぜ発生するのかをご覧ください。