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今回は、コーヒーやその他の飲み物に含まれるカフェイン量について比較しながらお話します。
目次
カフェインとは
カフェインはコーヒーにも含まれる成分で、苦みが特徴の「アルカロイド」と呼ばれる化学物質です。
コーヒーに含まれるカフェインは、焙煎により熱で処理されてしまうため、カフェイン量は豆の焙煎度によって変わります。
深煎りになるほどカフェイン量は少なく、浅煎りになるほどカフェイン量は多くなります。
カフェインはコーヒー豆が実るコーヒーノキやチャノキ、カカオ、マテ、ガラナなどにも含まれています。
そのためこれらを原料とする、
- コーヒー
- ココア
- 緑茶
- 紅茶
- ウーロン茶
- マテ茶
- チョコレート
など、様々な飲料・食品に多く含まれています。
【種類別】カフェイン含有量ランキング
飲み物の種類別にカフェイン含有量をランキングにしました。
1杯(150mlで計算)あたりのおよそのカフェイン含有量は以下の通りです。
カフェイン量 | |
---|---|
玉露 | 180mg |
コーヒー | 90mg |
エナジードリンク | 50mg |
栄養ドリンク | 20~360mg |
緑茶 | 30mg |
紅茶 | 30mg |
炭酸飲料 | 15mg~45mg |
ココア | 3mg~10mg |
種類によっては大幅にカフェイン量に違いがありますが、コーヒーが1番効率的にカフェインを摂取しやすいですね。
コーヒーのカフェイン量
カフェイン量 | |
---|---|
ドリップコーヒー | 90mg |
インスタントコーヒー | 90mg |
缶コーヒー | 70~160mg |
カフェオレ | 45mg |
カフェラテ | 50mg |
人気の缶コーヒー、ペットボトルコーヒー(1本)のカフェイン量は以下の通り。
一般的なサイズ(185ml)の多くの缶コーヒーのカフェイン量は、70~160mg前後になっています。
その他の飲み物に含まれるカフェイン量
緑茶・紅茶のカフェイン量
1杯を150mlとした場合のおよその緑茶・紅茶のカフェイン量は以下の通り。
カフェイン量 | |
---|---|
玉露 | 180mg |
緑茶 | 30mg |
紅茶・チャイ | 30mg |
ウーロン茶 | 30mg |
マテ茶 | 20mg |
玄米茶 | 15mg |
麦茶 | 0mg |
玉露は150ml換算すると、コーヒーの倍のカフェインが含まれています。
代表的なお茶(1本)のカフェイン量は以下の通り。
栄養ドリンクのカフェイン量
代表的な栄養ドリンク(1本)のカフェイン量は以下の通り。
エナジードリンクのカフェイン量
代表的なエナジードリンク(1本)のカフェイン量は以下の通り。
炭酸飲料のカフェイン量
代表的な炭酸飲料(1本)のカフェイン量は以下の通り。
商品によっては大量にカフェインが含まれているものもあるため、過剰摂取には注意しましょう。
カフェインの1日の摂取目安
欧州食品安全機関(EFSA)によると、1日に摂取するカフェインの量は400mgまでが望ましいとされています。
コーヒー1杯(150ml計算)だとカフェインは約90mg含まれているので、1日3~4杯以内にとどめましょう。
妊婦や授乳中の女性は、1日200mg以下で2杯までが目安です。
コーヒー以外にもカフェインを摂取している場合はもっと減らす必要があります。
カフェインを過剰摂取することでカフェイン中毒を起こす場合もあるため適量を心がけましょう。
まとめ
参考:過剰摂取で体調不良も…~炭酸飲料カフェイン含有量~[PDF形式](北海道立消費生活センター)、
ペットボトル入りお茶のカフェインはどのくらい?[PDF形式](北海道立消費生活センター)